2001年5月
設計:小井田康和
福島県浪江町
見晴らしのよい2階のリビングや、ガラス張りのサンルーム。窓の大きな浴室からは、夕陽が沈んでいく様子を眺められます。外観や建具にも木材を多用した、自然いっぱいの海辺に立つ家です。
担当者から 「お施主さんの希望で、建築家の小井田康和さんが設計しました。家ができていくにつれ、小井田さんと一緒にディテールを詰めていったんですが、職人があまりやりたがらない仕上げを多用するなどこだわりが詰まった住宅です。何より驚いたのは、小井田さんが自分で石ころを拾ってきてコーディネートして、自ら写真を撮られる姿。わたしたち『住宅工房そら』が初めて手がけた住宅だったこともあり、いまだこれ以上にこだわった物件はないと言えるくらい、思い入れのある住宅です」