引き続き、お世話になっている神永石材さんの
本社・工場の見学の様子です。
神永石材さんの工場入り口で、ひときわ存在感を放っていたのが、
6.7tの浮金石(うきがねいし)。
磨くと黒い地の中に金粉が浮いたような模様が見られることから、その名前がついているそう。
黒御影(くろみかげ)の一種ですが、実は福島県の田村地区でしかとれない希少な石です。
神永石材さんの北茨城の本社には、そこから1キロほど離れた所に
広大な敷地の石材置き場があり、そちらも見せていただきました。
見渡す限り、石、石。
扱う種類も多岐にわたっています。
加工前のもの・カットされたもの。様々な石がたくさん。
ゴロっとそのままでも、様になるフォルムの石は
ホテルのロビーなどに、あえてそのまま設置することもあるあそうです。
確かにかっこいい。
このピンク色の石はフィンランド産。「キャサリンネット」
石以外に、こんなものも。
こちらは輸入品の、アンティーク煉瓦(レンガ)。
飲食店の店舗内装などで注文が多いそうです。
案内していただいた社長の神永さん。
石の買付けや納品のため、
国内の長距離移動はもちろん、海外出張なども頻繁な日々だそう。
そんな中でも、常に石でできる新たなことに頭を巡らし続けている神永さん。
意欲とバイタリティーには脱帽でした。
最後は近くのレストランでおいしいパスタをごちそうになり、この日は終了。
様々な表情の石は、美術作品のようですっかり魅せられてしまいました。
石の世界も奥深いものです。