ブログそらいろ

神永石材さんへ。その2

引き続き、お世話になっている神永石材さんの
本社・工場の見学の様子です。

IMG_2688

神永石材さんの工場入り口で、ひときわ存在感を放っていたのが、
6.7tの浮金石(うきがねいし)。
磨くと黒い地の中に金粉が浮いたような模様が見られることから、その名前がついているそう。
黒御影(くろみかげ)の一種ですが、実は福島県の田村地区でしかとれない希少な石です。

石材置き場
神永石材さんの北茨城の本社には、そこから1キロほど離れた所に
広大な敷地の石材置き場があり、そちらも見せていただきました。

石材置き場
見渡す限り、石、石。
扱う種類も多岐にわたっています。

IMG_2759

加工前のもの・カットされたもの。様々な石がたくさん。
パンダ石

IMG_2775
ゴロっとそのままでも、様になるフォルムの石は
ホテルのロビーなどに、あえてそのまま設置することもあるあそうです。
確かにかっこいい。

IMG_2708 加工
このピンク色の石はフィンランド産。「キャサリンネット」

石以外に、こんなものも。
IMG_2786

こちらは輸入品の、アンティーク煉瓦(レンガ)。
飲食店の店舗内装などで注文が多いそうです。

案内していただいた社長の神永さん。
石の買付けや納品のため、
国内の長距離移動はもちろん、海外出張なども頻繁な日々だそう。

IMG_2829

そんな中でも、常に石でできる新たなことに頭を巡らし続けている神永さん。
意欲とバイタリティーには脱帽でした。

1439261035_IMG_3892

最後は近くのレストランでおいしいパスタをごちそうになり、この日は終了。
様々な表情の石は、美術作品のようですっかり魅せられてしまいました。

石の世界も奥深いものです。