子供たちの成長が、
設計の中心にあります。

家の中で、家族のコミュニケーションをしっかりと育んでいけたら――。そんな要望にお応えするため意図的に設けたのが、アイランドキッチンや仕切りのない子供部屋、吹き抜け階段上のフリースペースといった空間です。収納を効率的にあまり目立たない場所に作り付けたことで、家の中はいつもすっきりした印象。小さな子供たちとの暮らしを考えて、自然素材を使い、壁や床の質感にもこだわっています。

担当者から　「『大谷の家』の見学会に初めて来られてから、4年目の秋、ついに完成をむかえた物件です。見学会で奥さまが『国産の材料だけで、家を建てられますか？』とおっしゃったのが印象的で。その3年くらいあとですかね。『ギャラリーそら』でやった『住まい作りのイベント』やブルース・ヒューバナーさんとカーティス・パターソンさんの音楽イベントに来られて、住宅についていろいろとお話ししました。見学会やイベントを通じて、少しずつお互いの理解が深まって、満足いただける住宅になったと思っています。『小良ケ浜の家』の吹き抜け階段が気に入られて、階段部分には、同じような吹き抜けの設計を施しました」